2024/10/26号
No.2083 オオヨツスジハナカミキリ♀(カミキリムシ科)
Canon EOS R7+SIGMA 150mm APO MACRO OS
露出時間:0.6秒、絞り値:F9、ISO:250
夏休み終盤、台風がそれて天気が良くなりそうなので、まだ雨が降る中夜行バスで長野県まで行って来た。林道に入ると一帯が松林で松茸が採れるらしく林内は立入禁止になっていてがっかり。収穫時期だけ立入禁止にすればいいのに。仕方なく林道脇に落ちている小枝を中心に見て回るが、たかが知れているのでつまらない。ある程度登ったところで引き返す事にし、帰り際でようやく見つけた大型カミキリ。リサイズのみ
No.2084 九州亜種 ソボセダカコブヤハズカミキリ(カミキリムシ科)
Canon EOS R7+SIGMA 150mm APO MACRO OS
露出時間:0.6秒、2秒、絞り値:F9、ISO:250、400
熊本県と宮崎県にまたがる九州脊梁山地の祖母山以南から鹿児島県のブナ林に生息するセダカコブヤハズカミキリ九州亜種を撮りに熊本県に行って来ました。狙いをつけていた保護林で無事に見つけて撮影する事ができたのですが、場所を移動し他に何かいないか探している最中に雨が降り出し何も見つからないまま1日目は終了。2日目も天気は良かったのですが昆虫が見当たらない。目的のカミキリムシが撮れたとはいえ、せっかく熊本まで来てこれだけとは寂しすぎます(≧Д≦)。
画像の上にカーソルを乗せると画像が変わります。1枚目がオス、2枚目がメス。リサイズのみ
No.2085 シモバシラ 霜柱(シソ科)
Canon EOS R7+SIGMA 150mm APO MACRO OS
露出時間:1/50秒、絞り値:F6.3、ISO:250
日当たりが悪くて花穂の片側にしか花がついていないのかと思いましたが、調べるとこういう咲き方のようです。冬に枯れ始めた茎の根本から霜華ができる。リサイズのみ
No.2086 北の大地で アカガネカミキリ(カミキリムシ科)
Canon EOS R7+SIGMA 150mm APO MACRO OS
露出時間:1秒、2.5秒、絞り値:F9、ISO:320、640
ここ数年、本州(東北から中部地方北部)に生息する亜種ホンドアカガネカミキリを探しに群馬県、長野県に探しに行ってましたが全然見つからないので、北海道に生息するアカガネカミキリを探しに札幌市内の森に日帰りで行って来た。去年8月にも同じ札幌市内の別の森に行って地面を歩いているのを見つけましたが動きが止まらず、落ちている枝に誘導しても全然止まらないでそのうち枯葉の上に落ちて、飛べないカミキリムシなのに見失ってしまい愕然とした。今年も1頭目をすぐに見つけたのですが動き回った挙句にやはり枯葉の上に落ちて見失うと言う失態に去年の嫌な記憶がよみがえる。しかし去年と違うのは別の個体が見つかった事、もう肌寒い秋なのに結構動き回って数秒止まる瞬間を何とか撮りましたが、根気負けでそれ以上撮るのを諦めたのでなんか満足感が得られずに更に森の中を探し回る。枝に引っ掛かっている枯葉を1枚1枚手に取って調べて行くが見つからない。もうやけくそ気味に地面に落ちているヤマブドウの枯葉も拾って見て行くと、あっ!いたっ!ようやく見つけた。しかもじっとして動かないいいヤツを最後に見つけられて撮りまくり、北海道は過去3日間虫撮りで来てますが初めて北海道固有種を撮る事ができました。
写真の上にカーソルを乗せると画像が変わります。1枚目がオス、2枚目がメス。リサイズのみ
No.2087 エゾマイマイカブリ(オサムシ科)
Canon EOS R7+SIGMA 150mm APO MACRO OS
露出時間:1秒、絞り値:F9、ISO:400
アカガネカミキリを探している途中で木のうろを覗くと何かいたので小枝でちょっと突いて出て来てもらった。おぉ!マイマイカブリ!デカい、そして中々キレイですね。マイマイカブリなんて見るのは恐らく3、40年ぶり位ではないだろうか。北海道固有亜種で鋭い大顎でカタツムリ等を捕食する。
No.2088 アケボノソウ 曙草(リンドウ科)
Canon EOS R7+SIGMA 150mm APO MACRO OS
露出時間:1/13秒、絞り値:F8、ISO:250
週は変わり佐賀県の林道を歩いていると脇にアケボノソウが咲いていた。よく見ると道の両脇に群生している。おぉ~スゲエ。アケボノソウを見たのはこれで2度目ですが、何年か前に佐渡島で初めてアケボノソウを見た時は確か1株だけだったと思うので感動もんだ。
No.2089 超ラッキ~ シロバナツリフネソウ 白花釣船草(ツリフネソウ科)
Canon EOS R7+SIGMA 150mm APO MACRO OS
露出時間:1/30秒、絞り値:F6.3、ISO:250
林道脇に咲いているツリフネソウの中に1株だけ白い花のツリフネソウを見つけました。黄色のツリフネソウは知っていますが、白い花があるとは知りませんでした。リサイズのみ
No.2090 オオヘリカメムシ(ヘリカメムシ科)
Canon EOS R7+SIGMA 150mm APO MACRO OS+EXTENDER 1.4x Ⅲ
露出時間:1/80秒、絞り値:F9、ISO:160
九州の北部に生息するセダカコブヤハズカミキリのもう1亜種フクチセダカコブヤハズカミキリを探しに佐賀県の山に来ましたが空振りで、昆虫はオオへりカメムシだけしか撮れませんでした。
No.2091 サンコタケ 三鈷茸(アカカゴタケ科)
Canon EOS R7+SIGMA 150mm APO MACRO OS
露出時間:1/3秒、絞り値:F6.3、ISO:250
更に翌週、出張で熊本に来る機会があったので、巡って来たチャンスに1日有休を取り大分県まで前回同様フクチセダカコブヤハズカミキリを探しに行きましたが無駄足でした。ブナ林の下草がシカの食害でほとんどない状態で見つけられませんでした。ブナ林の斜面を歩いている時に足をとられて手をついた先に変わったキノコを見つけた。一瞬猛毒のカエンタケかと思ってドキッとしたが、カニノツメ?初めて見た~と思っていたらちょっと違いました。密教で使用する煩悩を払うとされる仏具の三鈷に形が似ているのでサンコタケと言うそうです。
リサイズのみ
No.2092 ヒメツノカメムシ(ツノカメムシ科)
Canon EOS R7+SIGMA 150mm APO MACRO OS
露出時間:1/2秒、絞り値:F9、ISO:250
九州のフクチセダカコブヤハズカミキリが撮れなかったので今度は地元近くで別亜種イワワキセダカコブヤハズカミキリを探しに今年3回目で最後の悪あがき。登山道に入る前の林道のガードレールを見ながら歩いて見つけた小さいカメムシ。
No.2093 ダイモンジソウ 大文字草(ユキノシタ科)
Canon EOS R7+SIGMA 150mm APO MACRO OS
露出時間:1/4秒、絞り値:F6.3、ISO:320
林道脇の沢の斜面に数株だけ咲いていたダイモンジソウ。リサイズのみ
No.2094 まだいたのか ヒゲナガサシガメ(サシガメ科)
Canon EOS R7+SIGMA 150mm APO MACRO OS
露出時間:1/2秒、絞り値:F9、ISO:640
登山道に入りイワワキセダカコブヤハズカミキリを探して行きますが、探している最中厄介なヤマビルを見つけた。もういないのかと思っていましたが、まだまだいました。そこから靴に張り付くヤマビルを払いながら探し回り、ふとズボンに血が付いていることに気が付く。えっ?出血箇所はどこだと探すと、左手首を嚙まれたらしく時計のバンドの周りに血がべっとり。久しぶりにやられた。足ばかりを気にしていて手は見ていなかった。結局イワワキセダカコブヤハズカミキリは見つからず、林道を下りていく途中でガードレールの支柱にいたサシガメを見つけた。初めて見たなかなかキレイなサシガメです。リサイズのみ
撮影期間:2024/8/17~2024/10/13

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