2022/07/07号
No.1899 満を持して ルリカミキリ(カミキリムシ科)
Canon EOS R5+SIGMA 150mm APO MACRO OS+EXTENDER 2x V
露出時間:1/3秒、絞り値:F13、ISO:640
去年夏に良く行く里山のほとんど行かない農地に面している散策路を歩いていると、ここ数年気にしているアカメガシワが数本生えていたので、葉の部分を見てみると何かがかじった痕跡を見つけた。もちろん見当はついているルリカミキリの仕業に違いない。それから待つ事9カ月、時は来た。早速行って葉の裏を下から覗いて見ると、いきなり見えたシルエットに興奮したたが、よく見るとアオカミキリモドキ。胸がオレンジ色で見た目が似ているので紛らわしい。しかも何頭もいる。肝心のルリカミキリは全然見つからない。しばらく探し続けこの食痕は違うのか?と思い始めた時にようやく見つけて一安心。
No.1900 クロフヒゲナガゾウムシ(ヒゲナガゾウムシ科)
Canon EOS R5+SIGMA 150mm APO MACRO OS+EXTENDER 2x V
露出時間:1/2秒、絞り値:F13、ISO:1000
さぁ待ちに待った山梨方面への遠征。先ずは去年大豊作だった大月の林道へ行く事にした。途中、別の林道に寄り道して登りましたが全くダメで、戻って来ると、行きは気が付かなかったが駐車場近くに粗朶があるのを見つけた。ジーっと見るとヒゲナガゾウムシが1頭いた。落ちないように注意しながら撮影。
No.1901 エゾハルゼミ♀(セミ科)
Canon EOS R5+SIGMA 150mm APO MACRO OS+EXTENDER 2x V
露出時間:1/60秒、絞り値:F13、ISO:640
去年楽しかった林道脇の伐採木はもう朽ち果てて何もいないので、更に林道を登って行きましたがこっちの林道も何もいなかった。戻る途中で下草にいるセミを見つけた。去年はオスを撮っていたので今年はメス。たまたまメスがいたって言うだけなんですが。
No.1902 謎 カグヤヒメハナカミキリ(カミキリムシ科)
Canon EOS R5+SIGMA 150mm APO MACRO OS+EXTENDER 2x V
露出時間:1/6秒、絞り値:F13、ISO:640
戻る途中のガードレールにヒメハナカミキリを見つけた。動かない様子なのでアングルを調整していたら動き出して下に落ちた。慌てて探しましたが見つからず、飛んで行った?下りて来た道をまた戻りながらガードレールを探して見ると、あっ!いたっ!何とか撮れましたが、ヒメハナカミキリ類は紛らわしく前胸の色、上翅の模様、脚の模様で見ると当てはまるカミキリがいなくなってしまうので、場所的に『ヨコモンヒメハナカミキリ』か『カグヤヒメハナカミキリ』(以前はニセヨコモンヒメハナカミキリという呼称でしたが改名されたらしいです。ニセとかニセじゃないとか似ているだけでどっちも本物で別種ですから、この改名はいいと思います)のどちらかではないか。標高は1400m程度(ヨコモンはもっと高所に生息)、前胸の形が丸みを帯びている点でカグヤヒメハナカミキリではないかと思いますが、自信はありません。
No.1903 キモンカミキリ(カミキリムシ科)
Canon EOS R5+SIGMA 150mm APO MACRO OS+EXTENDER 2x V
露出時間:1/2秒、絞り値:F13、ISO:640
帰る前に再度、朝、クロフヒゲナガゾウムシがいた粗朶に戻って見ると、小枝にキモンカミキリがいた。
No.1904 訪問者 ウスモンツツヒゲナガゾウムシ(ヒゲナガゾウムシ科)
Canon EOS R5+SIGMA 150mm APO MACRO OS+EXTENDER 2x V
露出時間:1/2秒、絞り値:F13、ISO:800
夜、窓明かりに飛んで来たゾウムシ。LEDライトに変えると虫が集まって来なくなるので、我が家は当分蛍光灯で行きます。夜集まる虫を狙って来るヤモリも困るだろうし。
No.1905 ヌバタマハナカミキリ(カミキリムシ科)
Canon EOS R5+SIGMA 150mm APO MACRO OS+EXTENDER 2x V
露出時間:1/8秒、絞り値:F13、ISO:800
帰り道の渋滞がしんどくて嫌だったので駅の裏側がすぐ林道という好条件の山梨県笹子にやって来た。駅を出て10分も経たない、準備もしていない状態で葉の上にいきなりのヌバタマハナカミキリ。
No.1906 タラの木といえば ネジロカミキリ(カミキリムシ科)
Canon EOS R5+SIGMA 150mm APO MACRO OS+EXTENDER 2x V
露出時間:1/10秒、絞り値:F13、ISO:1250
ヌバタマハナカミキリを撮り終えて歩く事10分程、タラの木が数本生えているのを見つけたのでネジロカミキリがいないか探すと、いました。タラの木は結構あちこちに生えているので、見つける度にネジロカミキリを期待して探すのですが今まで見た事はなく、初めてタラの木で見つけました。
No.1907 マツシタトラカミキリ♀(カミキリムシ科)
Canon EOS R5+SIGMA 150mm APO MACRO OS+EXTENDER 2x V
露出時間:1/25秒、絞り値:F13、ISO:800
ヌバタマ、ネジロと立て続けに撮れまして、更に10分程登るとクルミの木の伐採木が置いてある場所があった。ちょっと覗いただけで数種類のカミキリムシを見つけた。これは産卵に集まってくる午後が楽しみだと、撮影も程々にして林道を先に進んで行ったが、終点(別の林道との合流点)まで何も撮らなかった。ちょっとだけ先に進んで見ましたがパッとしないので合流点まで戻って来た所にマツシタトラカミキリ!
No.1908 ホソヒゲケブカカミキリ(カミキリムシ科)
Canon EOS R5+SIGMA 150mm APO MACRO OS+Canon EXTENDER 2x V
露出時間:1/2秒、絞り値:F13、ISO:1000
もう後は、クルミの木置き場に向かい林道を下りて行くだけ、途中シロトラカミキリに遭遇し、更に下りた所でガードレール上にホソヒゲケブカカミキリ。リサイズのみ
No.1909 お楽しみは後で ジュウジクロカミキリ(カミキリムシ科)
Canon EOS R5+SIGMA 150mm APO MACRO OS+Canon EXTENDER 2x V
露出時間:1/10秒、絞り値:F13、ISO:640
楽しみなクルミの木置き場に戻って来ると、いきなりブロイニングカミキリがいたのに撮れずにガックリ。朝より確実に種類が増えて十数種類のカミキリムシ。スゲーなクルミの木。中でも2年前に青森まで撮りに行ったジュウジクロカミキリが満足いくまで撮れたのが良かった。グルグルと木の周り廻りながらブロイニングが戻って来るのを待ちましたが叶わず、雨が降ってきたのでとりあえずこの日は撤収しました。
撮影期間:2022/5/29〜2022/6/18

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