2021/07/08号
No.1821 地元バンザイ! トゲヒゲトビイロカミキリ(カミキリムシ科)
Canon EOS R5+SIGMA 150mm APO MACRO
露出時間:1/4秒、絞り値:F13、ISO:800
今年も未見のカミキリムシを探しに色々な場所に行って来ました。兵庫、新潟、山梨、長野、広島、しかし未見どころかカミキリムシさえ見られない日もあったり、今年何だか昆虫少なくねっ?と思ったりしています。前の週末は良さそうな軽井沢に行きましたが、ヤマビルに両足を噛まれ久しぶりにいやな思いをしました。この日は成果が上がらない遠出はやめて地元神奈川の三浦半島に出撃。散策を始める前にトイレを済ませたところでテツイロヒメカミキリ?準備も何もしていないので大慌て!いきなりの大物にテンションは上がります。帰宅後調べると神奈川県内では三浦半島の一部の地域しか生息していない稀少種トゲヒゲトビイロカミキリと判明。おぉ〜(゚o゚〃)それだけでも来た甲斐がありました。リサイズのみ
No.1822 ホシベニカミキリ(カミキリムシ科)
Canon EOS R5+SIGMA 150mm APO MACRO OS
露出時間:1/50秒、絞り値:F13、ISO:800
気分を良くして散策を開始。目的は別のカミキリムシ。ある1本の木を見上げると葉の裏に逆光で黒くしか見えないがカミキリムシの姿が見える。手を伸ばし枝を手前に引っ張って正体を確認するとホシベニカミキリだ。これタブノキか。早速撮ろうとしましたが風で枝葉が揺れてどうにも撮れないのでここは諦め、他にもいるかもしれないと他のタブノキを探し始めてすぐ発見。先程より多少風の影響が少ないがやはり揺れるのでピントがなかなか合わせられず、洗濯ばさみで枝を固定して風がおさまるのを辛抱強く待ち何とか撮れました。
No.1823 見〜つけたっ! ケブトハナカミキリ(カミキリムシ科)
Canon EOS R5+SIGMA 150mm APO MACRO
露出時間:1/6秒、絞り値:F13、ISO:800
去年インターネットで知り、三浦半島に来た目的がこのカミキリムシ。最後のほうでようやく見つけた\(≧U≦)神奈川県では三浦半島の一部でしか見られないカミキリムシで他のハナカミキリ類とは雰囲気がだいぶ違う。数枚撮って風がおさまるのを待っていると。いつもの事だがアリがちょっかいを出してきて飛んで行ってしまった。えぇ〜っ!?飛んで落ちた場所を探しましたが枯葉が多く積もっていて見つからず。どういう所にいるのか探し方が分かったので今まで見てきたクサギの木をもう一度確認して回りましたが、見つからなかったのでまた戻って来て、同じ木をもう一度探すと今度はオスを見つけましたが残念な事に触角が片方欠損していた。目的のカミキリムシは見つかりましたが5枚しか撮れなかった。
No.1824 災難は続く シラハタリンゴカミキリ(カミキリムシ科)
Canon EOS R5+SIGMA 150mm APO MACRO+EXTENDER 1.4x V
露出時間:1/25秒、絞り値:F13、ISO:1250
この日も近場で散策(と言っても一応東京都内ですが)。散策路の脇にスイカズラのきがあり葉に独特の食痕がみられる。この食痕はシラハタリンゴカミキリのもの。探していくと1頭だけ見つける事ができたが、葉の裏から全然出て来ないので、しばらくそのまま撮っていましたが、どうにも撮り難いので洗濯ばさみで葉を撮り易いように固定しようとしたら飛んで行った。何回か場所を移動すると葉の表側にとまったので急いでカメラをセットして数枚撮影。風で揺れてまともに撮れないまま、飛んで行って見失ってしまった。1枚だけまあまあ撮れていたので良かったです。葉裏のはアングルが良くなかったんで。
さてこの日の災難は、散策路から外れた茂みの中に人が歩いたと思われる道があったので入っていった。更に藪の中に入り込んで行ったが特に何もなかったので別の道から外に出ようと藪漕ぎして進んでみたものの外に出られずに元の道に戻る間に恐らくウルシ科の葉に触ったのだろう。翌日の夜に左の腕から手の甲にかけて帯状にひどい水ぶくれができてしまった。3週間で水ぶくれはなくなったが、25日経った7/8でも傷痕は消えない(T_T)。
No.1825 オオヘリカメムシ(ヘリカメムシ科)
Canon EOS R5+SIGMA 150mm APO MACRO+EXTENDER 1.4x V
露出時間:1/25秒、絞り値:F13、ISO:800
週末の横浜周辺は雨予報。長野は晴れ予報。夜行バスを探すと白馬方面のバスがあったので今年の遠征はツイていないが、賭けに出た。朝5時、信濃大町駅バス停で一人降りると小雨が降っていた。でちゃったよ!また天気予報に騙された。ベンチに座りおにぎりを食べしばらく待っていると雨が弱くなって来て、遠くの山の山頂に陽が当たっているのが見えたので出発する事にした。山道に入ると濡れた下草ですぐ靴はずぶ濡れ。さっきまで雨が降っていたので虫の期待薄。ようやく薄日が差してきて見つけたのがオオヘリカメムシ。葉が食われているが食べたのはカメムシではない(念の為)。リサイズのみ
No.1826 エゾハルゼミ♂(セミ科)
Canon EOS R5+SIGMA 150mm APO MACRO
露出時間:1/25秒、絞り値:F13、ISO:800
オオヘリカメムシの数メートル先の下草にエゾハルゼミがいた。リサイズのみ
No.1827 美麗種? キンイロジョウカイ(ジョウカイボン科)
Canon EOS R5+SIGMA 150mm APO MACRO+EXTENDER 1.4x V
露出時間:1/10秒、絞り値:F13、ISO:1250
何日か前インターネットできれいなジョウカイボンの写真を見つけた。へぇ〜こんなジョウカイボンいたら見たいなと思っていたら見つけてしまった1頭だけでしたが。上翅が赤紫色に輝くキンイロジョウカイ。決して金色には見えないのだが。ジョウカイボンをキレイだと思ったのは初めてだ。
No.1828 茶色くない チャイロホソヒラタカミキリ♀(カミキリムシ科)
Canon EOS R5+SIGMA 150mm APO MACRO+EXTENDER 1.4x V
露出時間:0.8秒、絞り値:F13、ISO:800
朝、真っ先に撮っていましたが、薄暗くてまともに撮れている気がしなかったので帰る時にもう一度探し出して撮り直ししました。ほとんど同じ場所にいましたが、よく見ると朝撮ったのとは違う個体のようだ。
No.1829 棚ぼた ホソキリンゴカミキリ(カミキリムシ科)
Canon EOS R5+SIGMA 150mm APO MACRO+EXTENDER 1.4x V
露出時間:1/8秒、絞り値:F13、ISO:400
5年振りにアサカミキリを探しに行く事にした。まぁ他の昆虫も見られそうなのでついでですが。到着して食草のアザミを1株一株と見て歩くが全然いない。代わりに5年前は見なかったハムシが沢山いる。探索場所を広げて探すが1頭も見つからない。神奈川県のレッドデータブックに多くの採集者による採集圧で個体数の減少を懸念している文言があるが、○○な採集者によってどうやら現実になってしまったようだ。立ち入り禁止場所の中は分かりませんが、○○な採集者には関係ないんで手当たり次第かもしれません。他の昆虫も見当たらないので下山して別の場所に移動。ここで悲劇が。5年前はいなかったヤマビルにまたも両足をやられてしまった(∋_∈)しかも靴の中にはダニまで入り込んでいた。ここ迄良い所が無く帰り間際に見つけたスギの丸太に何かいないか見ていると、足元にリンゴカミキリが飛んで来た。と言うより落ちてきた?草刈り後の草に潜り込んで隠れたので、表に出て来てもらいましたが、リンゴカミキリはすぐ飛んで行ってしまうのに何故かじっとしてくれているのでバンバン撮影。種類が分かるように腹側も撮影する余裕もあった。バイクに戻り靴の中、ズボンの中もヤマビル、ダニがいないか最終確認し帰路につきました。
No.1830 (`Д´)ノ何故か盛岡 ヒラサナエ♀♂(サナエトンボ科)
Canon EOS R5+SIGMA 150mm APO MACRO+EXTENDER 1.4x V
露出時間:1/25秒、1/15秒、絞り値:F13、ISO:250
神奈川近隣では大雨警報などが出る予報でしたが、東北地方はおおむね曇り、晴れの予報だったので恒例の青森県民の森に行く事にしました。夜行バスのチケットも取れてバス停に向かうと丁度バスが入ってきた。係員にこのバスはパンダスカイ(チケットに明記)ですか?と聞くと『パンダ号です』と2回言われたので、違うバスだと思い待っていると、乗る予定のバスと同じ時間に発車して行った。えっ?えっ?今の乗るバス?はっ?だったとして、乗車人数確認で一人足りない、で外に一人いる、名前もわかってる、確認しろよっ!二度と乗らねぇよ弘南バスのパンダ号!!(`Д´)ノ
で、怒り心頭で帰る途中で新幹線の特急券を払い戻ししようとしましたが出来なかったので、家に帰り冷静になり切符払い戻すと手数料取られる。わずかでも何かもったいないので、天気予報を調べて盛岡が曇り、晴れの予報だったので新青森から盛岡に乗車変更して、改めて翌日の盛岡行のバスを予約し行って来ました。去年はバス降りた時から雨でしたがこの日は薄曇りのいい天気。先ずは良かった。滝沢森林公園に移動し公園内の池のほとり歩いて行くとサナエトンボがヒラヒラ飛んで草地に降りた。写真の上にカーソルを乗せると画像が変わります。1枚目がメス、2枚目がオス。リサイズのみ
No.1831 定番 ヤツメカミキリ♀(カミキリムシ科)
Canon EOS R5+SIGMA 150mm APO MACRO+EXTENDER 1.4x V
露出時間:1/2秒、絞り値:F13、ISO:800
桜の大木が折れて転がっている。こんな桜の木にはヤツがいるはずと探すと、木の裏側に触角の先端が2本見えた。反対側に回るとやっぱりいましたヤツメカミキリ。いいネッ!リサイズのみ
撮影期間:2021/6/12〜2021/7/4

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