2020/06/13号
No.1720 何が出るかな?スギカミキリ♀(カミキリムシ科)
Canon EOS 90D+LAOWA 100mm 2X Ultra Macro+Kenko TELEPLUS HD pro 1.4X
露出時間:1/3秒、絞り値:F10、ISO:250
中規模のヒノキの伐採が数か所で行われたようで、まだ新しい丸太が置いてありましたので、これだけあれば来年はスギカミキリなんかも、もしかして見られるんじゃないかと期待が膨らむ。しかし待てよ、来年見るためには今年いる必要があるって事。とりあえず探してみることにしました。剥がせそうな大き目の樹皮をベリベリッとめくっていきます。山でスギやヒノキの樹皮をめくってみますが、出てくるのは大概クモ、ゲジ、ムカデ、ゴキブリなどなど。一回ヤモリが出てきたこともあった。
先日もスギの立ち木の樹皮をべりッとめくると中にでかい繭状のものがあり、何かと思いよく見るとコウモリでした。そして大きな丸太の樹皮をめくると、キ、キターッ!スギカミキリだっ!(≧∇≦*)やっと見つけた。早春に出現するので見る機会があまりないのだ。ほとんど動かなかったので気が済むまで撮り続けました。もちろん最後は樹皮を元に戻して感謝しました。
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No.1721 採ったらアカンで! エビネ(ラン科)
Canon EOS 90D+LAOWA 100mm 2X Ultra Macro+Kenko TELEPLUS HD pro 1.4X
露出時間:1/13秒、絞り値:F5.6、ISO:400
薄暗い林道脇にひっそりと咲いていたエビネ。すぐ盗掘する輩がいんだよねぇ。どういう神経してんだか?リサイズのみ
No.1722 動かないでね〜 ニワハンミョウ(ハンミョウ科)
Canon EOS 90D+LAOWA 100mm 2X Ultra Macro+Kenko TELEPLUS HD pro 1.4X
露出時間:1/10秒、絞り値:F9、ISO:320
よく日の当たる場所にいて獲物を狙っているんですが、よく見てるとそんな彼らも時々草の葉の影なんかに逃げよるんですね。追いかけてるこっちは汗だらだらです。体色は暗緑色、暗銅褐色をよく見ますが、この場所には黒い個体もいたので今回は黒中心に追いかけました。
No.1723 ミヤマベニコメツキ♀(コメツキムシ科)
Canon EOS 90D+LAOWA 100mm 2X Ultra Macro+EXTENSION TUBE 25mm
露出時間:1/25秒、絞り値:F10、ISO:400
久しぶりに見たニホンベニコメツキと思っていましたが、調べると前胸部を横切る窪みがあり、前翅の会合部も黒くないという事で、どうやらミヤマベニコメツキらしい事が分かりました。知らなかった。リサイズのみ
No.1724 クロムネキカワヒラタムシ(ヒラタムシ科)
Canon EOS 90D+LAOWA 100mm 2X Ultra Macro+EXTENSION TUBE 25mm
露出時間:0.8秒、絞り値:F10、ISO:640
置いてある丸太の切面に、よく見ると体長数ミリのちっさい虫が数頭いるのが見えた。平べったいヒラタムシ。
No.1725 毛むくじゃら アリモドキカッコウムシ(カッコウムシ科)
Canon EOS 90D+SIGMA 150mm APO MACRO OS+Kenko TELEPLUS HD pro 1.4X
露出時間:1秒、絞り値:F9、ISO:400
マツの丸太が積んであったので期待して見てみると、アリモドキカッコウムシがいっぱい。しかし歩き回っていたり、すぐ隠れたりでなかなか撮れない。そんな中1頭だけ撮影に協力してくれる個体がいた。
No.1726 オオクシヒゲベニボタル♂(ベニボタル科)
Canon EOS 90D+SIGMA 150mm APO MACRO OS+Kenko TELEPLUS HD pro 1.4X
露出時間:1.3秒、絞り値:F9、ISO:640
去年はメス、今年はオスが撮れました。やっぱりオスの触角は迫力がありますね。リサイズのみ。
No.1727 クロホソナガクチキ(ナガクチキムシ科)
Canon EOS 90D+SIGMA 150mm APO MACRO OS+Kenko TELEPLUS HD pro 1.4X
露出時間:1.3秒、絞り値:F9、ISO:400
朽木にいないで立ち木にいたクチキムシ。頭が下を向いていて摂食するのに適しているのだろう。朽木を主食とする地味な森のお掃除屋さん。リサイズのみ
No.1728 無理 ヘリグロリンゴカミキリ(カミキリムシ科)
Canon EOS 90D+SIGMA 150mm APO MACRO OS+Kenko TELEPLUS HD pro 1.4X
露出時間:1/8秒、絞り値:F9、ISO:400
いる事を知らずに近くを通るとフワッと飛んで存在をアピール。オレンジ色がよく目立つのでリンゴカミキリと判るのだが、すぐ葉の裏に隠れてしまう。更にちょっとでも近付くとまた飛んで行って葉の裏に隠れてしまうので、よっぽどの事が起きない限り全く撮れない。この時は身体に付いた露をきれいにしていて何とか2枚だけ撮れた。
No.1729 いるのかよっ! コジマヒゲナガコバネカミキリ(カミキリムシ科)
Canon EOS 90D+SIGMA 150mm APO MACRO OS+EXTENSION TUBE 25mm
露出時間:0.6秒、絞り値:F9、ISO:640
新型コロナウィルスの影響で夜行バスの欠行が相次ぎ遠出が出来ない状況でしたが、緊急事態宣言が解除されて徐々に運行再開の路線が増えてきて、週末晴れ予報の岐阜方面行きのバスがあったので、2年前に行ったグンバイトンボをもう一度撮りに行く事にしました。その前に1日寄り道して林道散策。良さげな倒木を見つけ、足場が悪そうだったので三脚を置いて倒木を確認し、戻って来ると三脚をヤマビルが這ってる(゚Д゚||)/えぇーーーーっ!?ヤマビルいんのかよっ!
テンションだだ下がりだわっ!その後はもう足元を気にしながらの散策で何とか初カミキリムシを見〜つけ。しかーし、後が続かない。リサイズのみ
No.1730 一回落ち付こっ ミヤマクロハナカミキリ(カミキリムシ科)
Canon EOS 90D+SIGMA 150mm APO MACRO OS+EXTENSION TUBE 25mm
露出時間:1/13秒、絞り値:F9、ISO:400
登って行った林道が途中で終わってしまい、戻って来る事になってしまった。最後に覗いた野バラに黒いハナカミキリが1頭飛んでいるのを見つけ、手で捕まえようとしたら下草に落ちた。草をかき分けて探し、早足で逃げるのを更に追いかける。そして土に潜って隠れようとするのを阻止し、落ちてた小枝をカミキリが歩く方へと差し出すと、小枝に乗って動きがピタッと止まった。えっ?まぁいいや、撮りやすくなったのでそのままそっと小枝を置いて撮影。近似種のクロルリハナカミキリとは、後脚のふ節(脚先の部分)の形状の違い、若干早く出現する事でミヤマクロハナカミキリと断定しました。
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No.1731 タツナミソウ(シソ科)
Canon EOS 90D+SIGMA 150mm APO MACRO OS+EXTENSION TUBE 25mm
露出時間:1/10秒、絞り値:F5.6、ISO:400
林道を戻る途中に細い脇道があったので、そこを登って行く途中のタツナミソウで花の付きが良さそうな一本。この山道もすぐ終わってしまい引き返し。その後で2か所林道を登りましたが、何も見つからなかったので撤収。二日目に続く。
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撮影期間:2020/5/2〜2020/6/6

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