2018/06/28 号
No.1609 ラスト2時間 アカネトラカミキリ(カミキリムシ科)
CANON EOS 80D+SIGMA 150mm APO MACRO OS+EXTENDER 1.4x V
露出時間:1/6秒、絞り値:F9、ISO:250
まだ長野編続いてます。広島でレンタカー返却2時間前でハラアカコブカミキリなどラッシュがあったのに続き長野でも返却2時間前でラッシュ。前号の丸太置き場から車道脇を歩いて移動中、斜面の上に落葉樹の森の看板があったので草を分け入り入っていくと落ちていた小枝にキジマトラカミキリ。こういうのが見たかったんだよ!が、登って行くと何にもない。これから整備していくのだろうか。しかたなく岩と草で覆われたその場所を移動していく。途中キツネと遭遇し悔し涙。森を整備するための道なのか幅7、8m位で真っすぐ切り開かれた場所に伐採されたマツが置いてある。マツの木には何もいませんが、落ちていた山ぶどうの蔓に念願の新種を1頭見つけ一安心。長野まで来て坊主で帰るところでした。リサイズのみ
No.1610 アカネカミキリ(カミキリムシ科)
CANON EOS 80D+SIGMA 150mm APO MACRO OS+EXTENDER 1.4x V
露出時間:1/4秒、絞り値:F8、ISO:320
他の山ぶどうの蔓を探すともう1種類のカミキリムシが数頭。こちらも新種。弓なりに曲がった肢が特徴的な小さいカミキリムシだが動き回っていてなかなか撮れない、残り時間を気にしながら何とかとまっている個体を見つけて撮影。
リサイズのみ
No.1611 台風6号発生 オジロサナエ♂(サナエトンボ科)
CANON EOS 80D+SIGMA 150mm APO MACRO OS
露出時間:1/10秒、絞り値:F8、ISO:320
3か月前に鹿児島行きのチケットを買い、天気予報がちょこちょこ変わるのにやきもきしながらその日を待つ。木曜日の時点で土、日晴れ予報でしたが、金曜日に台風6号発生のニュース。でも天気は日曜夕方から雨マークでおおよそ晴れ予報。風が強いが仕方がない。土曜日、鹿児島空港は晴れていて気持ちがいい。すぐレンタカーを借りて予定していた鹿児島県民の森へ直行。駐車場に車を停めて準備をし、適当に歩き始めると小さな池を見つけて散策開始。モノサシトンボ、リュウキュウベニイトトンもいる。周辺を歩き池に戻ってくると足元から小さなサナエトンボが飛び立ち石垣の草にとまった。オジロサナエ?久し振りだな。以前見られた沢は台風があってからもう何年も見ていない(ここ2年位行ってませんが)。右の後翅が少し羽化不全の状態のようですが見られて嬉しい。リサイズのみ
No.1612 オオツノトンボ(ツノトンボ科)
CANON EOS 80D+SIGMA 150mm APO MACRO OS
露出時間:1/100秒、絞り値:F9、ISO:250
朝はいい感じと思っていましたが、見られる昆虫が関東でも見られる種ばかりで鹿児島らしさゼロ。唯一イシガケチョウがいましたが撮れなかったし。昼近くになってそろそろ材にカミキリが集まり出す時間なので前もってGoogle Earthで見ていた場所へ移動。が、やはり写真が古かったせいかだいぶ変わっている。まぁせっかくだから行ってみるけど何もいない。置いてある材も古すぎてダメ。そのまま進んで行くと新しい杉が植林されているようでネットで道がふさがれていて先に進めなくなっていましたが、ネットに掛かる木にぶら下がるツノトンボを見つけた。このとまり方に何の意味があるのだろうか?上下を無理やり圧縮したような写真に見えますがこれで正常です。リサイズのみ
No.1613 鹿児島らしさ ヤクシマツノオトンボ(ヤマイトトンボ科)
CANON EOS 80D+SIGMA 150mm APO MACRO OS
露出時間:1/3秒、1.6秒、絞り値:F8、ISO:400、320
オオツノトンボを撮って車に戻る直前でちょっと森の中に入り何かいないか探します。何も見つからず森から出ようとする時に林床にユラユラ飛ぶイトトンボらしきを見つけた。黒っぽい体色に黄色の筋模様、初めて見るイトトンボだ。これは絶対に撮らなければ。何度か逃げられ、いい小枝にとまったのだが左側に木があり、やや後からしか撮れない。その状態で何枚も撮り、次に移動した場所が1枚目の写真より良かったのだが2枚撮ったら飛んで行って見失ってしまいました。
翌日も同じく鹿児島県民の森に来た。森の中の散策路を歩いているとオジロサナエが飛んだ。場所は違うがもしかしたら昨日のイトトンボもいるかも知れないと思っていると。いたよっ!今度はオス。肢が赤色でなかなかキレイ。帰宅して調べるとヤクシマトゲオトンボと判明。以前はキュウシュウトゲオトンボと呼ばれていたらしい、確かにオスの腹部の先端にトゲがある。それにしてもヤマイトトンボ科なんてあるんだねぇ。知らなかったよ。
写真にカーソルを乗せると画像が変わります。1枚目がメス、2枚目がオス。リサイズのみ
No.1614 I’ll be back オオトラフハナムグリ♂(コガネムシ科)
CANON EOS 80D+SIGMA 150mm APO MACRO OS
露出時間:1.3秒、絞り値:F9、ISO:320
登山道の登り口の杭にいたオオトラフハナムグリの黒いタイプ。見つけた時は何も持っていなかったので、慌てて階段を駆け下り車に戻り急いで機材を準備して戻ってきました。リサイズのみ
No.1615 ようやく セミスジコブヒゲカミキリ♀(カミキリムシ科)
CANON EOS 80D+SIGMA 150mm APO MACRO OS
露出時間:1/2秒、絞り値:F9、ISO:320
今日一日歩き回り見つけたカミキリは普通種ばかり。サビカミキリしかいなかった戸隠よりはましだけど何か初めて見るカミキリが撮りたい、その一心で探し回りようやく1頭見つけた。これこの前知り合いのH.Pに載っていて羨ましかったセミスジコブヒゲカミキリだ。まぁ撮りたかったんだけど、鹿児島でなくても撮れる事に複雑な心境。リサイズのみ
No.1616 超サプラ〜イズ コシジロヤマドリ♂(キジ科)
CANON EOS 80D+SIGMA 150mm APO MACRO OS
露出時間:1/25秒、1/50秒、絞り値:F5.6、ISO:640
17時を回ったのでこの日の撮影を終了。宿に向かい県民の森を抜ける林道を走っている途中、ルームミラーを見ると道路を横切る小さな黒い影が目に入りました。車を止めてバックでその辺りに戻り、窓から真横を見ると歩道部分にヤマドリだっ!慌ててカメラを用意しながらもう一度見るともういない。まだ近くにいるかも知れないと思い10m程先の駐車場に車を停めてカメラ、三脚を持って走って戻り周辺を見回すと、柵の外側の斜面の草むらにいるのを見つけた。もう少し見えないかなぁと少し場所を移動しカメラを構えていると、斜面から上って道路に出て来た。その距離2m程。あまりに近すぎるのでゆっくり離れようとすると一緒について来る。いや、付いて来ないでいいよ撮れないから。撮れる位置まで離れて撮ろうとすると、1m位まで駆け寄って来るのだ。また離れようとすると付いて来てちょっと離れると駆け寄って来て小さくうぅ〜〜と唸っているみたい。えっ?何?威嚇なの?仲良くなりたいの?そんな訳ないか。せっかく間近にいるヤマドリを撮ろうと思っても薄暗くてシャッタースピードが上がらないからブレる。リモコンで撮りたいのに車の中に置いて来てしまった。仕方なく2秒のセルフタイマーで撮ったり、仕方なくISO感度上げて手でシャッター切っていると、草むらで虫を見つけたらしく飛びついて食べている隙に車に走って戻りリモコンを取ってきました。これでキレイに撮れる(はず)。ライブビューで確認しながら後ろは護岸の壁でもうこれ以上後ろにさがれない位置で撮っていると、突然バサバサッと顔めがけて飛びかかって来た。間一髪よけて振り向くとすぐ後ろの護岸の法面にいる。おっかねぇ〜!その後もつかず離れずの攻防が続き道で虫を見つけてまた草むらに入って行ったのでそこで終了し、帰る事にしました。ヤマドリの特徴の長い尾羽がまだ短いので若雄なのかな。
写真にカーソルを乗せると画像が変わります。リサイズのみ
No.1617 九州限定 アサヒナカワトンボ♂(カワトンボ科)
CANON EOS 80D+SIGMA 150mm APO MACRO OS
露出時間:1/80秒、絞り値:F9、ISO:200
アサヒナカワトンボ、もちろん横浜でも見られますが、褐色翅型は九州限定です。それを知らずにただ撮って後で驚いたって事なんですが。リサイズのみ
No.1618 またラスト2時間 トラフカミキリ♀(カミキリムシ科)
CANON EOS 80D+SIGMA 150mm APO MACRO OS
露出時間:1/15秒、絞り値:F9、ISO:160
さぁ帰る時間まであと2時間。朝、トゲオトンボがいた照葉樹の森に期待してまた来ましたが空振り。まだ時間あるし最後に県民の森から少し離れた緑化センターまで行ってみる事にしましたが、途中の道に杉の丸太が置いてあったので寄り道。ハナカミキリぐらいいてもいいのに何もいない。先に進もうとしましたが、道路の反対側が薬草園になっていたので気になって入ってみる事にしました。まあ薬になる草、木が植えてあるエリアなんですが、そこのシンボルツリーの桑にいたトラフカミキリ。初めてではないけれどここ数年、目撃情報があると出掛けて探しましたが見つからず、撮りたかったカミキリムシがいたっ。やっと鹿児島で思いを遂げられました。リサイズのみ
No.1619 ニセリンゴカミキリ(カミキリムシ科)
CANON EOS 80D+SIGMA 150mm APO MACRO OS
露出時間:1/30秒、絞り値:F8、ISO:320
トラフカミキリを気が済むまで撮って、ここでホストの木があればカミキリいるんじゃね?と気付き(最初に気付けよっ)改めて園内を見て回ることにし、目に入ったスイカズラの棚?スイカズラと言えばシラハタリンゴカミキリ。近付こうとするとリンゴカミキリが飛んで来た。手で掴もうとしましたが触っただけでキャッチできず飛んで行ってしまった。スイカズラの葉を見るとリンゴカミキリの特徴的な食痕がある。葉の裏に潜んでいるのでしゃがんで探しますが見つからない。すると上の方の葉にリンゴカミキリが飛んできてとまった。さっきのヤツ?普段リンゴカミキリって見つけた瞬間に飛んで行ってしまい全然撮れないのですが、この個体は全く逃げる気配無く平然としている。撮り易くていいねぇ!助かるわ。もう1頭飛んで来たがここで時間切れ、雨もとうとう降って来たので帰ります。帰宅して、よしっ!シラハタ撮ったど〜と思いきや、調べると愛知県以西にいるのはニセリンゴカミキリであることが分かりました。ってことは9年前に撮ってニセリンゴカミキリとしていたものが実はシラハタリンゴカミキリだったと言う事で、ニセリンゴは初めてなんですが初めてっていう気がしない。リサイズのみ
撮影期間:2018/05/05〜2018/06/17

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