2017/08/10 号
No.1528 新たなる魔の巣窟へ カクムネベニボタル(ベニボタル科)
Canon EOS 80D+SIGMA 150mm APO MACRO OS+EXTENSION TUBE 20mm
露出時間:1/2秒、絞り値:F8、ISO:250
何処に行こうかネットやら地図を探し『表丹沢県民の森』というのを見つけたので早速行ってみた。ヤマビルが出るとネットに書いてありましたが、まぁ七沢森林公園で散々痛い目に合っているし、その程度かと想像していたのだが。山に入り30分ほど歩きましたがヤマビルの姿は無し。しかし油断は禁物、更に登って行き靴を見ると、おっと遂に来ましたヤマビル1匹。落ちている小枝で払い除けて進むと、いるはいるはもう2、3歩進むごとに1匹ずつ取り付いて来る。そんな場所でベニボタルを見つけ、靴のヤマビルを払い落し、また取り付かない様に足で踏んだまま撮影。そしてその先にある地獄へと足を踏み入れてしまった。まず右足に1匹くっついているのを見つけ小枝で払い落とす、左足にも1匹付いていたので払い落とし、右足を見るとまた取り付いている。それを払って左足を見るとこっちにも1匹!さらに右足にも。足元を見ると数匹が近寄ってきている。ここヤバイ!と早足で脱出。七沢の10倍ヤバイです。リサイズのみ
No.1529 夢叶う オオトラフハナムグリ♂(コガネムシ科)
Canon EOS 80D+SIGMA 150mm APO MACRO OS
露出時間:1/8秒、絞り値:F8、ISO:320
地獄のような場所から離れてもヤマビルの攻撃は収まらない。数歩歩いては靴を確認しながら山道を登って行くと、目の前に撮りたかったオオトラフハナムグリがいる!(◎_◎)はやる気持ちを抑えて先ずは靴のヤマビルを排除し、周りを確認してとりあえず安全を確保。逃げられない様に三脚をセットしゆっくりとアングルを決める。一昨年山梨で見つけましたが撮る前に逃げられ、去年も探しに行きましたが見つけられなかった憧れのオオトラフハナムグリ。夢中でシャッターを切りまくりました。足元の確認は忘れずに。その後は期待したカミキリムシも全然で、駐車場に戻ってベンチに座り足を確認すると、靴下の上から1か所ヤマビルに噛まれていました。早々に昼を済ませ山を下りていきました。もう二度と来る事はないと思う。
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No.1530 Train Suite(トランスイート) 四季島
SONY α99U+70−400mm G SSMU
露出時間:1/800秒、絞り値:F6.3、ISO:1000
JR東日本の豪華クルージングトレイン『Train Suite 四季島』が丁度いいタイミングで中央本線を走るという事だったので、行って来ました。この後四季島は長野、喜多方、会津、郡山を経由して翌日に上野に帰る1泊2日のツアーでしたが、喜多方駅で車両トラブルが発生し8時間程立ち往生したと次の日のニュースで言っていましたね。結構トラブル多い気がする。
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No.1531 落とし物 シカの角
Canon EOS 80D+SIGMA 150mm APO MACRO OS
露出時間:1/4秒、絞り値:F9、ISO:200
山道を歩いていると杉の大木に絡まったツタに鹿の角が挟まっていた。人の仕業か?調べると角は年に1回自然に落ちるそうなので、ここで挟まって抜け落ちた(取れた)可能性もある。そんなに大きくはないが持って見ると意外と重い。こんなのを2本も頭に乗せているとは大変だ。持って帰ろうかちょっと迷いましたがやっぱり元に戻してきました。リサイズのみ
No.1532 昆虫あるある トビイロカミキリ♂(カミキリムシ科)
Canon EOS 80D+SIGMA 150mm APO MACRO OS
露出時間:1/3秒、絞り値:F9、ISO:200
去年別の場所で見つけたのはメスでしたが今年はオス。今まで見たことない、探しても見つからなかったのに1度見つけると、その後に続けて見ることが多いのは何故だろう?リサイズのみ
No.1533 トケイソウ(トケイソウ科)
Canon EOS 80D+SIGMA 150mm APO MACRO OS
露出時間:1/1000秒、絞り値:F5.6、ISO:160
久し振りに都内の公園にトケイソウを撮りに行って来た。昼近くになってようやく一斉に咲きだした。数年振りとあって以前より花が増えている。やっぱりこの造形が何とも言えなくきれいです。リサイズのみ
No.1534 諦めるのは早い キイトトンボ♂(イトトンボ科)
Canon EOS 80D+SIGMA 150mm APO MACRO OS
露出時間:1/8秒、絞り値:F9、ISO:250
地元で撮れなかったので今年は諦めていたのですが、キイトトンボがいるとは知らずちょっと立ち寄った場所で撮る事が出来ました。リサイズのみ
No.1535 実態調査 リュウキュウベニトトンボ♂(イトトンボ科)
Canon EOS 80D+SIGMA 150mm APO MACRO OS
露出時間:1/15秒、絞り値:F8、ISO:250
2年前、横浜市の中央部にある市民の森でコシボソヤンマを待っている時にお会いした方と、この近くでリュウキュウベニトトンボが繁殖しているという話になり、田んぼで確認されて駆除されたという話は知っていました(探しに行きましたし)のでそれの事かと尋ねると、繁殖場所は実は別の場所なのだと教えてもらいました。去年は時期が合わず、2年越しで今年、ちょっと様子を見に行ってきました。リュウキュウベニトトンボは繁殖力が強いらしいので、沢山いるのかと思って行きましたが、あれ?いない。まぁこんな所にいつまでもいる訳ないかと諦めムードで探していると、イチヂクの葉にちょこんと1頭見つけた。間違いなくリュウキュウベニイトトンボだっ!本当にいるんだ!ここは市民の森に隣接する市民農園、つまり畑。
なんで畑にイトトンボが?畑に水を撒くために雨水を貯めておく容器、水瓶だったり発泡スチロールだったりステンレスの浴槽だったりに水草が繁殖していて、そこでリュウキュウベニイトトンボが育っているらしい。見つけた個体は4頭、本来の生息地とは全く違うこんな場所の限られた繁殖地なのできっと増えもせずに細々と暮らしているのだろう。リサイズのみ
No.1536 再び、みちのくへ ノコギリクモゾウムシ(ゾウムシ科)
Canon EOS 80D+SIGMA 150mm APO MACRO OS
露出時間:1/5秒、絞り値:F9、ISO:250
6月に宣言した通り8月になって岩手に行ってきました。今までの経験から1回目は楽しくても、2回目に行くとそうでもない事が多々あるのですが、まさにその通りになってしまった。天気もドン曇りで時折霧雨っぽいのも降ってくる。そして公園に向う途中にあった丸太も1本もなくなっている。あ〜、まぁいい、とにかく公園に急いで行き先ずは腹ごしらえ。気持ちを入れ替え園内の粗朶を見て回って行くと、ちょっと変わったゾウムシ発見。しかしそれだけ、他にカミキリムシの姿は無し。
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No.1537 マイコアカネ(トンボ科)
Canon EOS 80D+SIGMA 150mm APO MACRO OS
露出時間:1/6秒、1/20秒、絞り値:F9、ISO:250
他に何も見つからないまま、一番楽しみにしていた伐採木が大量に置いてあった場所まで来ると、あれだけ有った伐採木が全然無くなっている(@_@;)え〜っ!?唖然としながらほんの少し残っている小枝を見て回るがトンボがいるだけ。アカトンボ類はいっぱいいる。その中で明らかに色合いが違うトンボがいて胸の模様を見ると、お〜っと数年前に一頭だけ見たマイコアカネだっ!まだマイコアカネらしくないですが。しかしこのトンボ他のアカネ属のトンボが飛び立っても大体同じ所に戻ってくるのに対し、飛び立ったらどこかに行ってしまうのだ。何回も見失いもう一度探し出すのに苦労した(違う個体ですが)ので慎重に接近。1頭だけ腹部が赤い成熟した個体がいたのに、後ちょっとの所で飛び立たれその後いくら探しても見つからなかったのが心残り。写真の上にカーソルを乗せると画像が変わります。1枚目がメス、2枚目がオス。リサイズのみ
No.1538 クモガタケシカミキリ(カミキリムシ科)
Canon EOS 80D+SIGMA 150mm APO MACRO OS+EXTENSION TUBE 20mm+12mm
露出時間:1秒、絞り値:F9、ISO:250
帰りの列車の時間があるので入り口近くの粗朶まで移動し、最後の最後に見つけた体長5mm程のカミキリムシ。粗朶の真ん中に積んである木に居て撮り辛かったので、木ごと手前に持って来て撮影。手前のオスの触角が片方欠損しているのが残念。これで今回のみちのく紀行は終了、来年はどうするかな?懲りずに7月に来てみるか。
撮影期間:2017/06/20〜2017/08/05

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