2014/11/23 号
No.1344 空へ カラスアゲハ♂(アゲハチョウ科)
Canon EOS 70D+SIGMA 150mm APO MACRO OS
露出時間:0.6秒、絞り値:F8、ISO:400
公園内の藪の中に羽化直後のカラスアゲハを見つけた。まだ翅も開いてなかったのでもう1週して戻ってくると翅開いてるっ!しゃがんで藪の中に頭を突っ込んで何か写真を撮っている姿が気になったのだろう、『何を撮ってるんですか?』と散歩途中の初老の男性2人が声をかけてきた。カラスアゲハですと答えると『あ、本当だ、へぇ〜よく見つけるねぇ』と言ったあと『よく蚊に刺されないね?』と聞いてきたので『いやもう腕ボコボコです』と赤くなった腕を見せた。その後カメラを持ったおばちゃんが写真を撮って行き、更にもう一人おっさんが自分の後ろでカメラを構えて撮ろうとしたので、もう結構枚数を撮っていたので場所を譲りましたが、家で確認するとたった1枚しかまともに撮れていなかった。リサイズのみ
No.1345 不覚 ニセノコギリカミキリ♀(カミキリムシ科)
Canon EOS 70D+Canon 100mm L MACRO
露出時間:1/4秒、絞り値:F10、ISO:200
ノコギリカミキリとニセノコギリカミキリの違いは前胸部の点刻、ツヤ、他にノコギリカミキリの触覚の節は12節、ニセノコギリカミキリの触覚の節は11節と覚えていた。触角の節を数えると11節。よっしゃ〜っ!ニセノコギリカミキリで間違いない86種類目。なんですが、触角の節が11節なのは雌に限っての識別点で雄はどちらも12節という事が判明。そして新たに後肢の上縁に溝があるのがノコギリカミキリと言う事が分かったので、過去に撮ったノコギリカミキリの写真を全てチェックし直すと、去年同じ山で撮ったカミキリムシがニセノコギリカミキリ♂と判明。何と去年の夏に見ていたのだ。リサイズのみ
No.1346 ウバタマムシ(タマムシ科)
Canon EOS 70D+Canon 100mm L MACRO
露出時間:1秒、絞り値:F10、ISO:200
登りと同じ道で山を下りてもつまらないので、違う道を進んで行くと切り倒された松が置いてあり、切り株を見ると今年は見られなかったと諦めていたウバタマムシがいる!まさか死んでいるのか?と思ったらまだちゃんと生きていた。来年に向けて良さげな場所を見つけた。リサイズのみ
No.1347 シュウカイドウ(シュウカイドウ科)
Canon EOS 70D+Canon 100mm L MACRO
露出時間:1/30秒、絞り値:F6.3、ISO:320
ここ2年位9月に山に入っていくと見かけていた花で、薄暗い山の中に沢山のピンクの花が良く目立っていました。今まであまり良い状態の花がなかったので撮らなかったのですが今年はタイミングよくきれいに咲いていました。『秋海棠(しゅうかいどう) 西瓜(すいか)の色に 咲きにけり』と松尾芭蕉の句にも詠まれている由緒ある?花です。リサイズのみ
No.1348 ウラギンシジミ♂(シジミチョウ科)
Canon EOS 70D+SIGMA 150mm APO MACRO OS
露出時間:1/400秒、絞り値:F9、ISO:200
草原の真ん中にある東屋にウラギンシジミのオスだけが数頭集まっていた。あちこち見渡して翅を開いた所を撮ろうと待っていましたが、どれも中途半端にしか開かず、それも撮ろうとするとすぐ飛んで行くので諦めてテーブルにとまっているウラギンシジミを撮りました。リサイズのみ
No.1349 執着心 コシボソヤンマ♀(ヤンマ科)
Canon EOS 70D+Canon 300mm L
露出時間:1/2秒、絞り値:F9、ISO:320
3年ぶりに見つけたコシボソヤンマ。いや、去年も一昨年も見てはいるのだが、とまっているのを見つけられなかった。コシボソヤンマがいる沢沿いをゆっくりと探していく、時にはしゃがんで視線を変えて見たり。今年の夏に見かけた辺りを中心に探して行くが見つからない。一旦本流の沢を後にして怪しそうな別の沢に行く事にしましたが、沢沿いのルートがまさかの立入禁止。他の場所を廻って最初の沢に戻りコシボソヤンマ探しを再開。夏に見かけた場所に再び差し掛かり見上げた枝にぶら下がるコシボソヤンマを発見。自力で見つけるのは気分がいいやい!
リサイズのみ
No.1350 虎視眈々 コムラサキ(タテハチョウ科)
Canon EOS 70D+Canon 300mm L+EXTENSION TUBE 20mm
露出時間:1/250秒、絞り値:F9、ISO:250
コムラサキがとまるのをカメラを持って追いかけていると背後に網を持った小僧が近寄って来てじっと見ている。少し前から網でトンボを捕まえているのを見ていたので見つからなければいいなと思っていたのだが、見つかってしまった。『おっさんはこのチョウを撮っているんだから手ぇ出すんじゃねえぞ』的なオーラを出して小僧が諦めてどっか行くまでコムラサキをしっかりガード。リサイズのみ
No.1351 ミドリヒョウモン♀(タテハチョウ科)
Canon EOS 70D+SIGMA 150mm APO MACRO OS
露出時間:1/400秒、絞り値:F8、ISO:250
コスモス畑で吸蜜中のミドリヒョウモン。食事中は落ち着きが無く、じっとしていないので中々うまくピントが合わせられなくて何とか2枚だけ撮れていました。
No.1352 飛び入り クロアゲハ♀(アゲハチョウ科)
Canon EOS 70D+Canon 300mm L
露出時間:1/40秒、絞り値:F9、ISO:320
用水路脇の藪に目を凝らしぶら下がっているヤンマを探していると、後ろからクロアゲハが飛んできてとまった。これはこれで有り、強風で枝が暴れる中なんとか間隙を縫って撮れました。リサイズのみ
No.1353 ネキトンボ♂(トンボ科)
Canon EOS 70D+Canon 300mm L+EXTENSION TUBE 20mm
露出時間:1/125秒、絞り値:F10、ISO:200
見かける機会が少ないネキトンボが5年ぶりに撮れた。同じ場所によく似たショウジョウトンボがいるので間違わないように肢の色を確認してから撮影。ネキトンボはいわゆる赤トンボの一種です。リサイズのみ
No.1354 ショウリョウバッタモドキ♂(バッタ科)
Canon EOS 70D+Canon 100mm L MACRO
露出時間:1/40秒、絞り値:F9、ISO:250
ススキの葉に小さめのショウリョウバッタモドキを見つけたが、カメラを準備している間にいなくなった。辺りを探すと倍位でかい個体を見つけたので撮影。で、撮り終わってからよく観察すると、触角がさっきの個体より短く、半分程度しかない。もしかして小さい方がオスなのか?改めて触角の長いショウリョウバッタモドキを探して撮影。長い触角がなかなかカッコいい。調べると思った通りに触角の長いのがオスと言う事なので、過去の写真を調べると全てメスだった。リサイズのみ
No.1355 予想外 オツネントンボ(アオイトトンボ科)
Canon EOS 70D+SIGMA 150mm APO MACRO OS
露出時間:1/100秒、1/250秒、絞り値:F9、ISO:250
2年前に良く行く谷戸で知り合った方に教えてもらった池に来てみた。とりあえず周りを歩いているとヤンマが高い枝にとまったのが見えた。高すぎて小さくしか写らないが撮ってみるとミルンヤンマであることが分かった。これは期待が持てそうだ。葦で覆われた池に向かいわずかに水面が見える所で目を凝らすが赤トンボ位しかいない。場所を移動中に草むらにイトトンボが飛んだのが見えた。黄色っぽく見えたイトトンボにまさかこの時期にキイトトンボ?近付いてよく見るとオツネントンボでした。この春、越冬したオツネントンボを撮りにいつもの谷戸に行きましたが見られなかったので感激。夏頃羽化して山で冬を越して春に産卵する。秋にいるのは越冬前の新成虫なのだ、初めて見ました。なおさら嬉しい。これから厳しい寒さが待っている、頑張って春を迎えることを祈るばかりです。
写真の上にカーソルを乗せると画像が変わります。1枚目がメス、2枚目がオス。リサイズのみ
No.1356 モズ♀(モズ科)
Canon EOS 70D+Canon 300mm L+EXTENDER 1.4x V
露出時間:1/60秒、絞り値:F6.3、ISO:320
地元の田んぼでカトリヤンマを探すべく畦道を歩いていると道を塞ぐ様に笹が倒れている箇所があり、くぐり抜けようとしてしゃがんだすぐ前方でモズの鳴き声が聞こえた。しゃがんだまま様子を見ていると前方5m位先の枝先にとまって羽繕いをしている。笹に隠れているこちらには気付いていないようなので撮る事にしましたが、いま付いているレンズは150mmのマクロレンズ、300mmのレンズは背中のバッグの中。地面に置くと泥だらけになってしまうのでそっとバッグを膝で抱えてチャックを開ける。ジジジジジジとでかい音が出るのでモズの様子をうかがいながらゆっくりとチャックを開けていく。レンズを交換しまたチャックを閉めていくとモズが藪の中に入っていった。いなくなったのか?いや奥で葉が揺れているのでまだいる。今だ、ジーーーーッといっきにチャックを閉めて背中に背負い直し、ゆっくり立ち上がって三脚の脚を一本一本伸ばしていく。レンズを笹の間からそっと出して待っているとモズが再び藪から出て来た、しかも3m位の所に近付いて来た!緊張しながら気付かれない様にゆっくりとアングルを合わせて何枚も撮影。
一旦田んぼに降りて水浴びをしてから戻って来た。笹で隠れているとはいえ半分以上は見えているような気がするのだが全然気にしないようだ。欲を言えばもう少し横を向いてくれれば良かったのだが。結局30分以上ここにいて反対側の藪に飛んで行きました。リサイズのみ
No.1357 ニホンヤモリ(ヤモリ科)
Canon EOS 70D+Canon 100mm MACRO L
露出時間:1/3秒、絞り値:F8、ISO:250
掃除をしていて床に置いてあったキャリーバッグをどかしたらヤモリが出てきた。こんな所にいては越冬も出来まいと外に出す事にしましたが、先ずはカメラを準備して、そのあと外壁にそっと放してから撮影。来年、害虫の駆除お願いしますね。リサイズのみ
No.1358 食す ミヤマフユイチゴ(バラ科)
Canon EOS 70D+CANON 100mm MACRO L
露出時間:1/2秒、絞り値:F5.6、ISO:320
以前、花を撮った時に調べたら、実は食べられると記載してあったので、熟していそうな実を摘まんで食べてみると、すっっっぱい!思わず吐き出してしまった。他の実も食べてみましたがどれも酸っぱい。ただ酸っぱいだけ。
いや、これは食えねーって!たぶん。リサイズのみ
撮影期間:2014/08/31〜2014/11/23

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